働く人たちの個々の違いを互いに理解し、企業の成長スピードを高める

Facet5を活用したチームビルディング

つくばぷりん ふじ屋様
茨城県の素材とシェフ独自の製法にこだわりのあるプリンの製造を手掛けるふじ屋様。順調な事業の拡大とともにメディアでのご紹介も増えてきております。素材の味を引き出す看板商品の「ゴールドぷりん」は茨城県を代表するスイーツにもなっています。

ご相談頂いた課題 業務量が増大する中でメンバー数も増加する一方、コロナ禍で密なコミュニケーションの機会が取り難かったり、シフト勤務や出勤体制の複雑化によりチームとしての一体感が低下しているとの相談を受けました。 当初は組織内の役割分担の明確や会議の開催方法の工夫も検討していましたが、働く皆さんそれぞれのパーソナリティをもとに、相乗効果を発揮しあえる組織にしたいという社長のお考えを踏まえ、チームビルディングのワークショップを開催することにしました。
私たちのサポート パーソナリティ診断ツールツールFacet5を活用したチームビルディング

Facet5の考え方、活かし方へのご理解

今回のご支援企業は茨城県桜川市のつくばぷりん ふじ屋様。

性格診断・パーソナリティ診断ツールは数多くありますがFacet5の特徴として

  • 他のパーソナリティ診断と比べて再現性が高く、転職やライフイベントの変化後に再度受検しても結果が変わりにくい
  • 最初のバージョンは1980年代に開発されて多国籍企業を中心に実績が積み重ねられており、合理的な理論と、心理測定の原則に基づく
  • 単なる測定結果だけでなく、チーム内における具体的な行動の仕方、上司や同僚から見た接し方についてもコメントされている
  • ある一面での「強み」は、見方を変えると「リスク」でもあるという視点に立って診断されるので、優劣を説明しているわけではなく、心理的安全性を保ちやすい

といった点が挙げられます。詳しくはキャリア支援で用いたFacet5の活用事例をご参照ください。

まずは、社長・社員の皆さん11名に上記の点をご理解いただき、web上で100問程度の質問にお答えいただき、レポートを作成しました。

とはいえこの時点では、どのような結果が出てくるのか、それがどう活用されるのかドキドキしている方いらっしゃいました。

 

 

 

Facet5を活かした自己理解・他者理解ワーク

Facet5では、意志・エネルギー・配慮・自律性・情動性という五大因子と、その組み合わせからなる17のファミリー像が示されます。

まずは、それらの意味と、「強み」が「リスク」にもなりうること、反対に「リスク・弱み」と捉えがちなパーソナリティがある局面では「強み」にもなりうることをメンバーの皆さんで考えていただきました。

大事な点は人はみな違ったパーソナリティを持っており、仕事・生活の様々な場面でパーソナリティを発揮しながら行動していること。

そのため、タスクによってはパーソナリティをポジティブに発揮しやすい場面、ネガティブな影響が出やすい面などもあること。

パーソナリティの違いは良し悪しではないこと。

あらたな自分の強み、同僚の強みを見つけること

などをこれまでの仕事などを振り返りながら考えていただきました。

チームスケープ~チームにおける自身の特徴と、チーム全体の傾向を理解し、より良い思考・行動を考える~

次に、チームからみた自分自身のパーソナリティや、チーム全体の傾向を考えるべく、それぞれの因子のスコアについてオープンにしました。

ふじ屋様のメンバーにとって、より良い役割分担の方法は何か、チーム全体の傾向として気を付けたい点は何か?、反対にこのチームならではのより発揮できそうな点は何か?などを話し合っていきました。

互いの共通点を新たに発見したり、違いを前向きに捉えられることがFacet5のデータを通じて客観視できることで、ワークショップの雰囲気も温かいものになりました。

ご感想

実に楽しく身になる内容で、今後の仕事に大きくポジティブに影響すると思いました。

メンバーのレポートは、保存版にして全員で共有し、業務量が大きく変動する際や、新たなチャレンジに取り組む際などの機会にチームで確認していきたいと思います。

等の感想をいただきました。

今後も経営全般に関するご支援を続けながらも、チームメンバーの力の発揮ぐあいについて定期的に確認し、働く皆さんのより良い関係性構築をサポートしていきます。

2022/03/27
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