働くモチベーションと、求められる仕事の変化
働くモチベーション
人はなぜ働くのか?働き続ける理由は何か?
もちろん、一人ひとり違う理由を持っていると思いますが、
代表的なものを挙げると次のようなものがあると言われています。
- 仕事の面白さ
- 仕事の目的・意義への共感
- 技能の習得・新しいことの学習
- 自分に対する自信を得る
- 周囲からの賞賛
- 金銭的報酬
- 生活の保障、福利厚生
- 惰性
たしかに、自分に当てはめてみても、どの要素もそれなりにある気がします。
ただ、ここで気を付けなければならないのは、この中に定型業務をこなす上ではさほど問題にならないが、非定型(創造・革新的な仕事)をするにはあまり向いていない動機があることです。
求められる仕事の変化
すべての仕事は、創造・革新的な仕事として生み出され、やがて定型業務となっていきます。
定型業務は、世の中の変化と共に少しずつ役割を失い、また創造・革新的な仕事が求められるようになります。
21世紀に入り、定型業務の寿命が短くなり、このサイクルはより速くなっていると言われていますし、その実感があります。
組織を作る側は、できるだけ外的な動機付けによって人を動かそうとすることをやめ、内的な動機付けで動けるような仕組み・制度にしていくことが必要不可欠。
個人としては、自分の中にある、主体的で創造的な部分を磨き、創造・革新的な仕事に取り組むためのスキルを身につける。
そのように、人の動機の側面から、組織のあり方を根本的に変えていく必要があります。
ニューノーマルの時代、多くの定型業務が役割を失おうとしている現代において、
自分の働くモチベーションや組織のあり方を見つめ直し、再構築することが求められている。
そう思います。
2021/02/06