士魂商才 中小企業家同友会 経営指針セミナー 第9講

(担当:伊藤)

担当してから3年目となる、中小企業家同友会の経営指針セミナー。

 

中小企業の経営者が集い、自社の経営について熟考を重ね、自社の経営指針を1年かけて制定するための場です。

先輩経営者からの厳しくも愛情のこもったアドバイスをもらえることや、志ある経営者とのつながりができるのも魅力の一つです。

私は講師と呼ばれてはいますが、考えるための視点を提供すること。よき対話相手となることが求められる役割です。

 

今日はその第9講でした。

前半で、経営理念と10年ビジョンを考え抜き、後半は、それを具体的な計画・数字に落とし込んでいく。

後半を担当している今年は『士魂商才』という渋沢栄一の言葉を思い出します。

人間の世の中に立つには、武士的精神の必要であることは無論であるが、しかし、武士的精神のみに偏して商才というものがなければ、経済の上から自滅を招くようになる。ゆえに、士魂にして商才がなければならぬ。

論語と算盤より

経営理念や10年ビジョンは、渋沢栄一の言う武士道精神に近いと考えています。

普遍的な価値に基づき、武士のあるべき姿を定めたもの。

迷ったときの判断基準であり、ゆるがぬ意志となるもの。

 

目指す理想像であり、進むべき方向を示してくれるもの。

これら、武士道と経営理念・10年ビジョンに共通する要素は、経営に必須のものだと言えます。

 

しかし、商才なくして企業の永続は難しい。

商才とは、現代におけるマーケティングやファイナンスなどの経営スキルと言えます。

この経営スキルによって、成功の確率を、理念・ビジョン実現の可能性を高めることができます。

 

理念なき企業は社会に悪影響を与え、経営スキルのない理念は永夢物語である。

 

経営者の描く夢を、空想のものではなく現実のものとするために私自身にできることは何か?

経営者の夢を現実にするために、私自身も精進し続けます。

 

ページトップへ

Menu